ドイツ研修2001 08/29〜09/08
  第6日目 09/03(MON) 晴れ
ウルム〜ウルム
  さぁ・・・今日もはりきっていこう!
あたらしい店舗
店舗正面のレリーフを庇とネットで保護しています
ウルム市観光局シューゲルさんの案内で一日研修しました。
アインシュタインの生家のあった場所の説明から市内のショッピングモールの現状(あとで都市計画の説明で再登場)などを聞きながら、大聖堂前広場まで
  リチャードマイヤー設計のシティハウス
大聖堂から見おろし
玄関ホールからの見上げ
最初に、シティハウスを案内してもらいました。この建物は景観闘争の主役で大聖堂と超モダンな建物のアンバランスが大きなテーマになって論争が展開された。
私自身、せっかくの大聖堂前広場にそぐわないように感じてきたし、もっと伝統のデザインはなかったものかと疑問に思ったが、この答えは多く出版されている書籍に答えを見つけることにする。
シティハウス中は回廊形式の展示ルームやインフォメーションセンターの機能を有し、建物のいろんなところから大聖堂が見える工夫がされています。驚いたのは、トップライトのガラスに大聖堂が写るように計画された場所には。。。なるほど!といった感じでした。 どこもかしこも純白の建物はもしかしたら、歴史的景観を引き立てるために考えられたのかもしれません。
  市役所と大聖堂 次に、市役所へ 都市計画を担当しているマックスさんからウルム市の現状やこれからの計画の説明を受けました。
 ウルム市でも市内店舗に人が行かなくなるドーナッツ現象が見られたそうです。 そこで、市内に大ききな駐車場ビルを建てたり、ショッピングモールを整備したりしているそうです。
  マックスさんの説明風景
市役所玄関ホール、中庭にガラスの屋根をかけていました
さらに新しくおおきなショッピングセンターを計画してウルム市内でほとんどの買い物が出来るように計画〜実施しているそうです。
ウルムでは一番古い建物のレストランです 市内では人を集めるために芸術祭などのイベントが組まれていました。今回行ったときはスズメのデザインコンテストが開催されていました。
レストラン3階の部屋
お昼は「猟師の家」というところで、ここで食べたステーキはしっかりと肉の味がしました。 食後。。。お願いして上階も案内してもらい古い木組みや窓廻りなどを見てきました。
世界で一番傾いている家だそうです。。。。
空き瓶の集積場所 投入口の色は瓶の色だそうです
午後からはウルム郊外にある大学や研究施設のある場所を見学しました。 でもここは、満腹と今までの寝不足でバスのなかでウトウト。。。。してしまいました。
大聖堂内部きれいなステンドグラス 次に、戦争当時の兵隊宿舎が現在共同住宅にそのまま使われているところや近くの新しく建った集合住宅を見学しました。 途中自立する古い煉瓦の外壁をそのままにして中に新しくコンクリート造ったアパート兼役所の出張所があり、ここでも景観を大切にしている意識を感じることが出来ました。
シティハウスと大聖堂 盛りだくさんのシューゲルさんの案内で頭の中は飽和状態。。。いろいろありがとうございました!

 とフリータイム・・・・でもすぐ!全員で大聖堂へ登ることになり!!出発!
768段の階段のぼり!きつぃーーーぃ!でも上での景色は最高!これで運動不足も解消されたか? 料金は5DMでした。
 
宿泊:ウルム
 
"Toshihiro Abe" aads@d1.dion.ne.jp
Copyright(c) 1998-2002 Abe Architectre Design Studio.All Rights Reserved.
since 1998.10.01