● | ドイツ研修2001 | 08/29〜09/08 | |
第8日目 | 09/05(WED) 曇り/雨 | ||
ランスベルグ〜ティアハウプテン〜ミュンヘン | |||
今日は最後の公式訪問先のティアハウプテン村に行きます。この村は「わが村を美しく運動」で受賞した村です。 | ● | ||
最初に訪れたのは、僧院の大きな建物でした。到着するなり、熱烈に歓迎してもらい、説明をしてもらいました。 | |||
古い僧院を1983年に村で1.2ミリオンDMで購入。。。このとき、購入すべきかの議決が10:6で可決したそうです。 昨年(2000年)に修復が630ミリオンDMで完成、主な収益はテナントだそうです。 訪れた日も何室かで仕事をされていました。 建物の一画では、古い建物の修復技術の職業訓練所のような施設もありました。ここでは、なるべくオリジナルなものを使い、建物の窓やドアなどを修復する方法などを教えているようで、これだけ歴史のある建物が多く現存しているドイツではこの技術は欠くことのできないものだろうと感じてきました。 |
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次に、村で造成した新興住宅地へ案内されました。 1区画600〜800uで村民は185DM/uでその他は250DM/uで売り出され、全部で150区画500人が暮らしているそうです。 新しい住宅地内では、電線は地中から供給されています。 |
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新興住宅地の有無も今回知りたいところでしたので、もっと現地の人に聞きたいこともありましたが、時間も取れないままになってしまいました。 ただ、どの家も一様に揃った建築様式で、屋根形状および色彩、建物の高さ、外壁の色彩なども統一されていたようです。 特に規制はないと言っていたと思いますが、一軒だけちょっと不釣合いな住宅と教えてもらった住宅もあり、ここでもわが町と同様な問題を抱えているのかもしれません。 |
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次に、工場地帯へ案内されました。 木製サッシュの工場などが操業していました。 その途中に少し前に分譲された住宅地を通りましたが、ここは空中から電気を供給していました。おもしろいのは、各建物の屋根に支柱を建てて電力線を張っていたことです。 | |||
お昼は再び僧院の元馬小屋だった場所でご馳走になりました。始め、こんな小さな村でお客なんてそんなにこないのでは??と思ったら。。。われわれが座ってしばらくしたら、あちこちからお客が入ってきて、とても不思議に思ってきました。ドイツ人ってメチャメチャ遊び人かもしれません。 | |||
お昼が終わって案内されたのが、水車小屋です。 またかと思いましたが、ここの水車小屋は粉や香辛料を挽いたり、布から紙を作ったりしていました。オーナーの方の説明や実演を受けることができました。 | |||
最後に僧院へ戻って、この村にお別れをしました。 僧院の近くの交差点に無人農産物販売所を見つけました。これはドイツの各地にあるそうで、お金をいれる箱に代金をいれて野菜を買っていくそうです。 |
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ちょっと早めにミュンヘンに到着。。。ここで最初のガイドの今井さんとお別れです。 心細いわけではありませんが、ガイドブックに載っている日本食屋さんに夜は繰り出しましたが、かなり込んでいてあきらめようとしましたが、胃袋に負けてならんで席のあくのを待って、久しぶりの納豆、刺身。。。を堪能しました。 調子に乗って、明日の予約まで・・・・・。 | |||
宿泊:ミュンヘン | |||
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