インターネットで知り合って、金山杉の家を建てることになりました。
設計から工事完成まで・・・・の物語です。
LAST UPDATE 2008.12.25
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2008.12.20
 


 終わりに

 2007.09.14から始まった MT邸新築工事 ですが、2008.12.20 で引渡しを迎えることができました。

 長いような、短いような・・・いや!やっぱり長い道のりだったように思います。
 
 はじめて、大阪まで打ち合わせにいったり、敷地が変更になったり、予算調整に四苦八苦したり、Mさんたちと山に木を見に行ったりと。。。思い返せば、たくさんのことが頭の中を流れていきます。

 工事に入ってからは、工務店も加わり、たくさんの打合せをしながら造ってきました。どうでしょうか?

 図面に命を吹き込むのは大工さんの手仕事だと信じています。その真剣な仕事のほとんど隠さないようにして、家中の木々が静かにTさんご家族を見守っています。
 
 この家は、これからTさんたちといっしょに成長していくこと願っています。 ななちゃんの成長といっしょに、どんどん大きくなっていって欲しいと思います。 われわれ工事関係者からバトンタッチして、こんどはTさんたちがこの家をよりよい住宅に仕上て欲しいと願います。

  最後に、いつの日か、MT邸の木材のふるさとの山を再び訪れて、杉の苗を植えて欲しいと思っています。

  2008.12.20 阿部利広/阿部建築研究室

    


南西夜景

照明の高さはこれでいい?




居間から吹抜け見上げ

2階ローカ



北側吹抜け

南側吹抜け

西側外観

南側外観

東側外観

早く緑がふえないかなぁ


薪ストーブ 点火!
(ピーキャンオーブン)

このストーブ優れもので、点火してすぐに、ピザを焼いてくれました。

さすが!奥さん目利がすごい!

 

   
2008.12.12

完了検査中・・・・


奥様もドキドキ。。。

薪ボイラー設置完了!

西東外観 南外観夜景
南外観 北西外観

居間 吹抜け見上げ

居間吹抜け上部

階段室 窓格子
   
2008.11.29

東外観 南西外観

南外観 北西外観

暗渠

なんどもくずれてたいへんそうでした。


擁壁近くへ排水

アプローチ 足洗い場

駐車場スペース

アプローチ階段


外構のU字溝も搬入

記念に手形をペッタン


暗渠を入れています。

吊戸棚取り付け


2階ホール

居間と子供室

洗面所の点検口

黙々とがんばる棟梁



設備屋さんは丁寧に断熱材を充填してくれました。

外 流しの照明位置検討


気密コンセント


木製玄関ドア

浴室のタイル
   
2008.11.07

流しの吊戸棚

全部!杉材です!

お見事!!!

もちろん!内部も杉です・。

続いて、流し台!

こちらもステンレストップを除いて、全部杉材です。


もちろん!引出しの内部も杉です。

引出しの掘り込み引き手

ステンレストップは、中外交易の特注品です。


木製建具も杉材です。

どれもすばらしい出来栄えです!。

   

2008.10.16

 

建具に使う金物、丁番、レバーハンドル、引き手、戸車などなど

一品一品、決めていきます。
   
2008.10.11

木工事がそろそろ終わりなので、点検に行きました。

建て主さんとは、そろそろ外構工事の相談もはじめました。

電話と図面で決めた、すだれかけもきれいにつきました。

杉材で造る階段ももう少し。

がんばれ!棟梁!

押入につけるハンガーパイプの相談。

2階ホールの手摺です。
きれいに格子ができていました。

大満足!!

薪ストーブ側の手摺。

こちらは、床下ガスコンセントと電源のボックスです。

ふたをするとフローリングの目地とピッタリ!

お見事!!

奥様、うっとり!?

奥様からお願いされていた、雨水分技部品です。

これを使うと、雨水タンクがいっぱいになるとひとりでにまっすぐ排水されるそうです。

設備屋さんがさがしてくれました。
タキロン製の雨音クンの部品だそうです。
   
2008.10.04

屋根の上に登るための鉄骨タラップと雨樋点検用金具です。

耐候性の高いグラファイト塗装をしてもらいました。
   
2008.09.22


外部登り梁の水切りと通気部材です。

床下の使った断熱材厚さ60ミリ


気密テープを貼りました。

これでいいんだっけ?

講師先生へ連絡、床下の空気が室内や壁の中に入らないようにすれば、完璧!


天気と相談しながら、張り切るペンキ屋さん

断熱施工も終盤・・・。

 


杉板天井も急ピッチ!


工程会議です。

結局?工期を伸ばしてもらうことになりました。

ガスコンセント現物確認
なんか、埋め込まなくても十分きれいでした 。


押入を仕上る大工さん

換気扇の穴をあける電気屋さん


手摺のコーナーの隙間が気になったので、修正をお願いしました。

棟梁と課長が相談中・・・・。

なんとかなるのか・・・・・。

   
2008.09.21


業者中心の打ち合わせになると、建て主さんとの話が短くなってしまいます。

今回は、現場が休みのときに、ゆっくりと建て主さんと打合せしました。


日曜日にもかかわらず、塗装屋さんは杉板を塗装していました。


トタン屋さんがつけた水切りを確認、打ち合わせのとおり!

でも、セメント板の釘頭処理とジョイント部分のコーキングが未処理です。

さっそく、連絡して直してもらう手はずを整えました。


2階木製テラスの水切り確認。

断熱材と気密シートの確認。

前回行った勉強会のとおりに施工されていました。

でも、気密テープはまだ・・。

一部、杉板天井が完成していました。

屋念の上に。。。。

薪ストーブの煙突周りを確認、

それと、将来の太陽光発電用電源ケーブルです。
このままで、いいかな?

   
2008.09.19

換気扇や吸気口の外部に取り付けるステンレスフードです。

なぜか・・・ホームセンターであつかっているほうが、網がついていたりとしっかりしています。
   
2008.09.06

1ヶ月ぶりの現場です。

現場につくなり、電気、水道屋さん達と休む間もないほど、打合せしました。

電気はコンセント、スイッチ、換気扇、照明などの位置を確認しました。

水道屋さんとは、ボイラーの位置や取付用の下地なども決めてきました。

今回のメインイベント!
断熱材施工勉強会です。

設計の段階からお世話になった、『マグ』から指導員に来てもらい、午後びっしりと勉強しました。

床の断熱施工の状況です。

壁の断熱施工の状況です。

実際に大工さんに入れてもらって、身に付けてもらいました。

さすがに、すじかいの入っているところはたいへんです。

最後に天井の状況です。

断熱と同じくらい重要な、気流止めもしっかり、指導してもらいました。


スイッチの位置を決めるのに、娘さんが届くか検討しています。


1階の外壁(杉板張り)が完成しました。

白木のままでもいいかも?っと思えるくらい、きれいでした。

   
2008.09.03

電気工事の打合せをしました。

位置変更したスイッチ、コンセントなどを確かめました。
   
2008.08.23

造り付け家具の打ち合わせです。
今回は、流し台を作ってもらいます。
   
2008.08.17


明日から再開される木工事の打合せを棟梁としました。

朝から午後まで、図面やスケッチ、カタログなどなどを引っかきまわしながら、細部まで相談しました。

   
   
2008.08.09

アルミサッシと通気シートも張り上がりました。

だいぶ、完成をイメージできるようになりました。

電気、水道屋さんを交えて、打合せ会。

盆休み明けから、本格的に配管や配線を始める予定です。

アルミサッシのガラス、防犯ガラスを使用しています。

内部木組の様子・・・・。

写真に写っているほとんどの木材は、完成してもこのまま見えています。

前回、指摘箇所の手直し確認。

しっかりなおっていました。


見えないところは、通気シートを剥がして確認しました。




右の写真は、木部の防腐処理に塗るものです。

九三七一(くさんない)といいます。

   
   
2008.07.31

造作材を立て掛けて、乾燥させています。


外壁の杉板の化粧目地の幅を決めました。

4mmくらい

外壁の杉板です。

一枚一枚、丁寧に仕上られています。

取り替えるところのスジカイ金物です。
   
   
2008.07.26


完成予想図

SketchUpで書きました。


建て方完了検査

建てあがった建物を見るときは、いつもドキドキです。

3Dでも確認していますが、やはり、実際の建物を見たときのバランスなど、気になります。

 


屋根葺き作業

検査に併せて屋根葺きをお願いしました。

棟換気部分の納まりです。

小屋裏の換気を屋根の一番高いところから排気します。

木軸組み部の確認

すじかいの位置は設計のとおり、数量は2ヶ所シングルがダブルになっていました。


ステンレス製基礎パッキン
アンカーボルトL=450
すじかい金物
柱止め金物
ダブルすじかいの交差部


すじかいの柱頭部ですが、一部写真のように引き寄せボルト締め付け穴とかさなってしまい、取付ビスが1本できません。

これは、別の金物と交換してやり直してもらうことにしました。

スプリングワッシャーを取り付けてもらいます。
柱脚部のホールダウン金物です。 ここは、各金物がけんかしないできれいについていました。


先日打ち合わせた、玄関ポーチの柱脚金物です。

高さは大丈夫なの?

   
   
2008.07.22

道路の関係で屋根材が長いまま運べません。

今日は屋根屋さんと打ち合わせしました。

気になる継手部分ですが、本物を見せてもらって、納得!
   
   
2008.07.18

塗装の色見本の確認

何色かの候補を大判見本にしてもらい、確認しました。

同じ物を建て主さんに見てもらって、最終決定します。
   
   
2008.07.15

材料の積み込み

いよいよ、大工さんが仕上た金山杉が、出発します!

一本一本丁寧にトラックに積み込まれます。
 
   
   
2008.07.12

建て方前の打ち合わせ

玄関の隅柱足元固定する金物です。
   
   
2008.07.08

木材加工も終盤です。
青森ひばの土台、杉丸太なども加工が終わりました。
登り梁も出来上がりました。
   
   

2008.07.02


木材の仕上げ

少し干割れは入ってしまいました。

切り出しからずいぶん経ってしまい、木材の水分も相当なくなっているようです。
   
   
2008.06.26

配筋検査

地盤改良後に本格的に始まった基礎工事です。

コンクリートの中に入る鉄筋の太さ、間隔、継手などを確認してきました。

基礎工事と並行して進められた、設備配管や配線を確認しました。

コンクリートを流し込む前に、きちんと確認しておかないと、あとでコンクリート壊すことになりかねません。

   
   
2008.06.19

やりかた検査

盛土を終えて、 建物の正確な位置を出したのを確認します。

外構工事の擁壁も始まりました。

擁壁の高さの確認です。

予定より少し低くてもよさそう。
   
   
2008.05.26

事務所で大工さんと打ち合わせ
   
   
2008.05.23

本格的に木材の加工が始まりました。

大工さんといろいろ打ち合わせです、ときには原寸を書いてそうだんすることもあります。

木材に書かれた番付けです。
いまだに、”いノ五”と書いています。
   
   

2008.05.21


地鎮祭

近隣へのあいさつ周り

建物位置の確認
おおむね設計のとおりで大丈夫でした。
   
   
2008.04.08

柱材が乾燥機へ入りました。
   
   
2008.04.06

実施設計完了!
   
   
2008.04.04

乾燥を終えた木材が、大工さんの作業場へ、すこしづつ運ばれてきました。

乾燥機に入る前の木材を確認しました。
   
   

2008.03.21


切り出された杉丸太を製材したものを、見てきました。

ちょっと、気に入らないものははずしてもらいます。
 
 
   
   

2008.03.15


実施設計打ち合わせの途中に立ち寄った。。。。。

京都駅構内です。

景観論争にもなった駅舎ですが、内部なのか外部なのか・・・曖昧な空間がすごいですね。

ガラスのドームは風が吹き抜けてくれるんでしょうね。
   
   
2008.03.01

今回使用する木材の伐採に立ち会いました。

樹齢100年以上の杉林を半日見学しました。

今回テーマの金山杉とのはじめての出会いです。
 
 
   
   
2008.02.09

概算予算の打ち合わせ・・・・
これがいちばん苦手です。
けっこう、オーバーしてしまいました。

それと併せて、地盤調査です。
地盤だけでも強固であって欲しい。

浄化槽の宅内処理の調査ですが、どうも・・・地下水位が高そうで、これも判定待ち。

敷地奥の樹木をどうるか、相談しています。
   
   
2008.01.05

基本設計の打ち合わせに、大阪へ行ってきました。

ほぼ、基本的な部分は、合格をもらってきました。
   
   
2007.12.07

敷地の基礎調査を行ったのですが、最初の土地では、道路・がけ・その他で・・・・断念!?

あらたな敷地を調査しました。

今度は、道路もすんなり・・・・前の土地よりも見晴らしがいい。
   
   
2007.09.14

はじめて、伺いました。
このときの敷地状況です。

内心・・・・道路がない?母屋と接しているので、電気や給水など・・・・どうなるかな。